ダイテック 中内です。

今日、再建中のシャープがホンハイ精密工業の子会社になる決断をしました。
私は、よく日本政府の圧力に耐えて決断が出来たと拍手を送りたいとともに今後のシャープに期待したいと思います。
産業革新機構だとかなんとか格好の良い名前をつけてはいるものの、機構の再建計画を聞いていると、結局は駄目な部門を切り離して競争相手と合併させるという役人的と云うか銀行員的発想の域を全く出ていないと感じていたのです。
会社を本気で経営したことの無い役人やサラリーマン社長には絶対に分からないと思うますが会社と云うものは創業者の理念があり、その延長線上でやり遂げてきた事業があり、結果として多角化したり多様化したりしていて、現在はその塊が会社の価値なのです。
簡単に、単純に駄目なところを切り捨ててどこかとくっつけてみたいな話ではないのです。
算数のように足したり引いたりすることだけではないのです。なぜなら、そこにはそのが大きくなるうえで関与した人たちの歴史や気持ちがあるからです。
このようなことを言うと時代遅れだとかwetだとか言われるかもしれませんが、企業とか会社とか更に言えば国とかはすべて概念でそこにあるのは人なのです。企業や会社には経営者や従業員が居て、毎日一所懸命その組織の為に頑張っているのだし、国には国民と云う存在があって毎日生活しているのです。
この国の役人やサラリーマン社長はその辺りがわかっているようなことを言ってはいますが、その言を聴いていると本当の意味で分かっていない、人間と云うものが分かっていない気がします。
いい大学でて、苦労したといいながらたいしたことも無いぬるま湯というか学生の延長みたいな環境でぬくぬく生きてきたからだと思います。
ダイエーと云うGMSも脇の甘い点は多々あったと思いますが、最終的にウォールマート傘下で自主再建を目指していたのですが、結局国からの指導で産業再生機構に入らざるを得なかったのです。
その結果、上場を目指していたローソンも本来の価値以下で売却されたり、一番の価値であった総合力と云う価値をそがれてしまって、なんにもなくなってしまった。 なんにも無くなった抜け殻だけをイオングループにくっつけたと言う訳です。イオンも荷物を押し付けられた物だと思いますよ。
企業とか会社とかというものは、その塊で価値があるので、切り崩してしまえば、その時点でなんの価値も無いのです。
その意味で、シャープ経営陣には拍手を送りたい。
もともと、亀山モデルが日本のマスコミが言うほど世界で売れていたわけではないのだし、
別に日本の技術が海外に行っても良いじゃないですか。日本人が思っているほど素晴らしいわけじゃないのだから。。いや、日本人なら更に素晴らしい技術革新が出来るはずですから。。。。
頑張れシャープ!!!これからだ。。