ダイテック中内です。
次の日曜日22日は総選挙です。
まぁ、最近の世論調査通り自民・公明の与党が大勝ちするのでしょうが、少し前まで騒いでいた希望の党は結果、だめになるでしょうね。
小池さんが、新党を立ち上げたところまでは、よかったと思うのですが、党名を希望の党としたときに、”これゃ、ダメだ!”と思いましたね。
政党と云うのは、自分の国や社会をこう変えたいというイデオロギーや理念によって成り立っている物だと私は思います。会社ではないのだから、党名は何でも良いと云うことではなく、自分自身の政策や考えがそこになければならないものです。それがよりによって”希望”は無いでしょう!!
つまりは、小池百合子氏には政治センスが無いということで、つまりは、政治本来の役割が理解できていないということなのです。
そんなセンスのない人のところにこれまたセンスのない民進党の前原が、名を捨てて実を取るとかわからないこと言ってくっついた訳で、センスのない者同士、政治本来の役割のわかっていない者同士が合流してもダメだということは、誰でも判ることだと思います。国を創り変えたいとか社会をこう変えたいとか思う人は”名こそ惜しけれ”なのです。特にこの日本と云う国は、800年続いた武家社会、坂東武者の社会が永いので実を捨てても名を採るという方が、政治の世界では筋が通るのだと思います。だからこそ、身を捨てた枝野氏の立憲民主党が支持を獲得しているのでしょう。まぁ、いずれにせよ民主党=民進党が無くなるのはよいことだと思いますが・・
更に言わせてもらえば、野党結集とか言ってますが・・いつも申し上げていますがどうしてこの国に2大政党制という仕組みが必要なのでしょうか。。私には全く分かりません!!
北海道大学だかなんだか知りませんが訳の分からない学者の言うことが時代錯誤も甚だしく、未だに主流を占めています。
アメリカでもイギリスでも2大政党制が機能しなくなってきているではありませんか。
キリスト教に代表される一神教による神との契約によって成り立った国と違い、日本には八百万の神が居て、豊かな自然に恵まれた国土の国では、いろいろな考えがあって当然なのです。また、仮に2大政党制になった場合に、オルタナティブで選択ができなかった場合、その人達の少数意見は抹殺されてしまうことになり、ひいては不満がたまった場合には破壊活動につながらないとも限らないのです。
今のアメリカ社会がその一端を覗かせています。ただ、アメリカは元来移民の国であり多様性を受け入れることを国是としてきた(現トランプ氏しかり・・もし彼が日本人だったらもっと極端に偏っていると思います。)国家であり南北戦争時代をはじめ1960年台にも人種の問題を根にした国を分断する危機を乗り越えてきた国です。
残念ながら日本は、古来天皇を社会の中心に据えてきた国家でしかも単一民族国家であり、アメリカのようなダイナミズムの変化の経験もなく、慣れていない国民なのです。アメリカは時間をかければ現在の内政問題は収束するでしょうが日本の場合は、経験がなく慣れてもなく真面目な受け入れられない、受け皿のない少数意見の人たちは過激な行動に出ることになる可能性は高まると思います。
維新の志士しかり226事件や551事件の陸軍将校たちしかりです。
少数意見の受け皿としても多党制のほうが良いのです。とりあえず、選挙で自分の支持した政党が与党にならなくても意思表示をしたという気持ちの上での納得は出来るのですから。。
今回の選挙の話に戻りますが・・
公約を聞いていても、なにも変わり映えしない、いつかどこかで聞いた話ばかりですね。
もっと、天皇制を廃止して共和制にするとか
日本をぶっ潰してやる!とか
消費税も含め税金すべて撤廃して税金天国にするとか(極論です)
面白いこと云う政党というのは無いのでしょうか・・


北朝鮮は、このところ鳴りを潜めていますが・・・
私の見るかぎり、次の挑発は11月以後だと思います。その理由は、北朝鮮の軍隊は、日本で言う壱領具足、つまりは半農半軍なのだと思います。
中国の文化大革命を思い出してください。”青年よ!共産党よ!農地へ帰れ!”と云った毛沢東が主張したスローガンの下、共産党員が農作業を行う運動を行っていたのです。
おそらくは、北朝鮮軍の半数以上は農地へ帰っているのだと思います。今は収穫時期、農地が最も忙しい時期です。しかも噂では今年は豊作だとか・・
戦争をするにしても、食料の確保、兵站の確保は最重要課題の一つです。
挑発して、そのまま軍事衝突になる可能性があるのなら、まずは朝鮮労働党の幹部の分だけでも食料を確保し、保管してからだと思います。
となれば、収穫が終わってからなのでしょう。日本の判ったようなことを言っているマスコミのバカどもに惑わされてはいけません。常に申し上げるように日本の尺度で他の国を図るのは、やめた方がよいと思います。

働き方改革は、本来生産性を上げることを目的にしているはずです。単なる残業減らしではないはずです。残業することによってローンが払えるって家庭もあるのですから、ただ残業減らせばよいというものではないと思います。日本の生産性の低さについては十数年前から言っています。友人のフィンランド人のバンカーが
”いったい日本はいつまで一台の車を多くの人で造るのだい!”と言っていました。
”このままでは日本は国際競争力をなくすよ!”とも言っていました。
その通りになりました。日本はちっとも生産性は上がっていないのです。生産性の高い仕事などしていないのです。たとえば、今、書いているブログしかり・・日本語と云うのは情緒を表すにはすこぶる高い能力を持っっていますが、生産性は実に低い。。いちいち変換することが必要なのでアルファベットに比べて時間と労力がかかります。国際競争には勝てない言葉だと思います。
その点、漢字は一文字で意味を表します。ひらがなやカタカナに比べて生産性は高い。。
だから中国は悔しいですが日本人より効率が良い考え方をするのです。
日本も、元来男は漢文だったのですが、いつのころからか女文字のひらがなを使うようになってしまいました。
おそらく、天皇を中心とした京都の公家たちの影響なのでしょうね。
そう考えると、この国の底流には生産には無縁の公家の文化が流れているのかもしれませんね。
未だに天皇制を残しているのもその名残化もしれません。
ちっとも変っていないのですね。。面白しろい世の中ではないなぁ。。
でも、諦めずに面白い世のなか、社会、世界に変えていきましょう!
マスコミに翻弄されず、政治本来の意味の判っていない政治家に騙されず、人間学的に歴史を捉え、その延長上で世界の出来事を考えられる人、世界の中の日本人の役割、立ち位置を考えられる人たちだけが面白い世界を創っていけるのだと思います。
その人たちが次の日本を創っていけるのです。